医療用立体モデルコンソーシアム 公開セミナー 2025・6・3
医療用立体モデルコンソーシアムの公開講演会を開催します.
会員でない方にも聴講いただけます.
日時: 2025年6月3日(火) 14:00-16:30
場所: オンライン
会費: 無料
プログラム
- 『ISO 22926 の概要と医療機器開発戦略、医療用モデルビジネス戦略』
鎮西 清行(産総研 首席研究員 健康医工学研究部門 当コンソーシアム会長)
ISO 22926:2023 は医療用立体モデルに関する初の ISO 規格です。模擬骨のメーカー、ユーザーであるインプラントの製造販売業者の双方のメリットが期待されます。この講演会では同規格の概要、仕様報告書の事例、活用法、メリット、本会によるサポートにつき解説します。
- 『医用立体モデルによるSpatial computing(VR, AR, MR, XR)とAIによる手術アシスト』
杉本 真樹 先生(帝京大学 永総合研究所 Innovation Lab)
医療用立体モデルの応用は、VR、AR、MRを中心とした空間コンピューティング技術の進展により飛躍的に発展している。Holoeyesでは、術前計画、術中ナビゲーション、教育支援に至るまで、立体モデルを活用した臨床支援を推進している。さらにAIを組み合わせることで、臓器自動抽出や手術手技予測など、手術支援の高度化を実現しつつある。本講演では、医療用立体モデルと先端技術の融合による最新の応用展開を総覧する。
- 『師匠の背中を見て育つをデジタル化する ― 手術ロボットのログデータの解析と活用』
植村 宗則 先生(国立大学法人熊本大学大学院先端科学研究部 医工学部門)
われわれは、手術支援ロボットの操作ログを解析することにより外科医の手術手技の評価を行い、外科医の暗黙知を可視化する研究開発に取り組んでいる。手術支援ロボットのメンテナンスに用いるログデータを用いて、術者の手術支援ロボットの操作ログを抽出し手術手技の熟達評価を行う基礎的な技術を確立した。本発表では具体的な成果を用いて手術支援ロボットにおけるログデータの利活用について提案する。
お申し込み
講演URLご案内のため,事前のお申し込みをいただきます.
コンソ会員の皆様には別途ご案内を差し上げますので、そちらからお申込み下さい。
※コンソ会員の皆様は会場で参加いただくことができます。